湯治柳屋

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“モダン湯治”のすすめ

“モダン湯治”のすすめ

 

 柳屋で4泊5日の湯治を実際に体験した、岡田カーヤさんが「Kiite」という雑誌に、「モダン湯治のすすめ」を書いてくださったのは丁度一年前。あの時、耳に新しかった「モダン湯治」という言葉がこの頃、ちらほら聞かれるようになった気がします。

 柳屋では、「鉄輪 柳屋」なのか「湯治 柳屋」なのか、実はずいぶん迷った時期がありました。最初に「湯治 柳屋」としてスタートしましたが、「湯治宿」に対する偏見にすぐにつまずいてしまいました。それで少しの間、「鉄輪 柳屋」と名乗ってみたのですが・・・ なんだか、それではやはり、しっくりこなくて。。。 今度はしっかりと決意をもち、回り道も承知で「湯治宿」を名乗り、自分たちのスタンスを表明することにしたのです。 「柳屋はお湯の恵みに感謝します。」「柳屋で一番大切にしたいことは、お客様とお湯を分かち合うことです」という志を、宿の名前にしたのです。

 しかし、「柳屋の思いが通じた」という言い方はオーバーで厚かましいですけど、「モダン湯治」という言葉が出てきたおかげで、湯治宿にも清潔さや快適さを求められることがわかっていただけるようになりました。また、長期の滞在が難しくても短い滞在の湯治も可能なことや、体だけではなく心のリセットのためにも湯治は効果的だと、知っていただくことができつつあります。

 カーヤさんの「モダン湯治10の心得」の1つ目は、「最低2泊以上する」でした。「明るいうちに風を感じながら入る温泉はこれほど気持ちのいいものなのか・・・風呂上がり、部屋に戻ってポカポカに温まったままごろりと横になると、あまりの心地よさに、そのまま眠ってしまった・・・」と。そんな贅沢な時間がもてるのも連泊してこそ。

 心も体もゆるめる湯治旅にぜひいらしてくださいね。

 

ehko