「別府・鉄輪で始まった一軒の湯治宿の挑戦が、
温泉地のあり方そのものを変えようとしています。」
鉄輪の湯煙と別府湾とを背景に浮かび上がる、その文字を目にした時、なんだかジーンとしてしまいました。自遊人8月号のテーマは「新しい温泉宿」。柳屋は「これからの湯治宿」と、ご紹介いただきました。
わけもわからず手探りで、とにかく自分たちにできる目の前のことをやり続けた三年半。それは試行錯誤の連続でしたし、迷うことだらけ、困ったことだらけ、わからないことだらけ、もがいてばかりで未熟で。それを「挑戦」というかっこいいことばで表現していただくと、「そうだったのかもしれない、これは挑戦だったのかもしれない。」なんて・・・ すっかりその気になり始めています。
柳屋の夜の外観に添えられた文章にも、またうっとり・・・
「静寂に包まれた夜の柳屋。この小さな宿が、湯治旅館で美食を楽しむという、新たな未来を切り拓こうとしています。」そう、切り口は「湯治宿で まさかのイタリアン」。そして、「イタリアン? 地獄釜で自炊? 全国で唯一、柳屋だけの選択肢です。」と、柳屋の楽しみ方をご紹介くださっています。
とっても嬉しい自遊人への登場ですから、どうぞ皆様もじっくりじっくりお読みくださいますように。きっと今まで以上に柳屋の内面⁉がわかってくださり、これからの柳屋の「挑戦!」をますます一緒に楽しんでいただける予感がしています。
柳屋は小さくて簡素な宿。「だからこそ」の思いをしっかり持ち続けていきたいと思います。
ehko